pvo不定期日記ver1.002(謎)
pvoです。二次創作サイト更新してみたり、三国志大戦やったり。

春秋左氏伝/小倉芳彦 訳

春秋左氏伝〈上〉 (岩波文庫)春秋左氏伝〈上〉 (岩波文庫)
(1988/11)
小倉 芳彦

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 儒教の四書五経のひとつ、「春秋」の伝の中で、最も名が高いのが左伝でしょう。岩波文庫から出ている訳書です。
 膨大な伝はまさしく説話集というにふさわしく、史記に勝るとも劣らぬ面白さがここにはあるでしょう。三国志ファンなら一度は手に取って見てはいかがでしょうか。
 訳は平易でわかりやすく、専門書的な読みにくさはほとんどないと思います。また、値段的にもリーズナブルなので手に取りやすい。
 春秋五覇らの事跡はもちろんのこと、大国と小国というもののありかた、君臣のありかた、当時の道徳とはいかなるものであったのか、また、次代を経るにつれて変わらぬもの、そしてかわりゆくものという歴史書ならではの面白さがここにはあります。

 ですが、この書物ではあまり気張らずに、一つの説話、一つの説話を読み物として楽しむのがいいのではないでしょうか。

孟夏の太陽/宮城谷昌光

孟夏の太陽 (文春文庫)孟夏の太陽 (文春文庫)
(1994/09)
宮城谷 昌光

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 中国古代などを題材にした小説をメインに文芸活動を展開する宮城谷昌光氏の短編連作集。

 私は氏の作品を愛読しておりますが、その中でも特にお気に入りの一冊となっております。東周前期、春秋時代の大国「晋」の趙家の代々四人の当主にまつわる四つの短編。



・孟夏の太陽
 斉桓晋文として覇者筆頭にあげられる晋の文公を支えた名臣趙衰の息子で、功名と悪名両方を後の世に大きく残した趙盾の一生を描いた物語。情の人として揺らめきと、一方で万事において果断を見せる趙盾という人の表裏、そして大きすぎた父との対比がくっきりと描かれています。


・月下の彦士
 趙盾の息子であり、才知に恵まれた英才でこそないがその温和な人格で家臣に慕われた趙朔。族滅の危難にあった趙家を、趙朔の遺児を隠し守り抜くことで救った二人の男の物語。
 ただつかえるものとして、というより、もっと純粋な感情が、程嬰にはあったのでしょうね。人気のある一編だと思います。


・老桃残記
 二人の男によって守り抜かれた遺児趙武は、その徳量により趙家を再興させ繁栄をもたらします。その趙武の孫であり、才知と義侠心に富んだ趙鞅の功績、彼に関わる数々の名臣らの異才や党首としての交友なども描かれます。
 ここに描かれる趙鞅は、この連作短編集の柱となる四人の趙主の中で、最も精力的で「陽」の資質を多分にもつ人物として描かれていると思います。「孟夏の太陽」でも父と子という対比がありましたが、ここでも偉大なる祖父と自分という二項が出てきます。違うのは、偉大なる祖父に反発するのではなくて、どこまでも尊敬に値する人物として仰ぎ見ている点でしょう。
 彼の「陽」が、次代の趙主の「陰」をよりくっきりと映し出す効果もえています。


・隼の城
 趙鞅の妾腹の子として生まれ、夢の宣託もあって趙家の当主に選ばれた趙無恤の話。大国である晋が終焉を迎え、勢力を持った大臣の手に分割されていくその契機も描きます。
 ここで出てくる対比は、大いなるものは最大の威勢を誇り才能とそこから来る傲慢さを見せつける知搖と、陰鬱さを見せつつも耐え忍ぶことを信条として、父から継がれた遺志を全うしようとする趙無恤でしょうか。
 個人的にしんみりと心に残った一編です。




 四つの短編集ではありますが、それぞれの一編が核を持ちつつ、次代へ次代へと受け継がれていく趙家のうつりかわり、そして時代の変遷というものを味わえる良作だと思います。長編に比べてやや淡々とした筆調がかえって味わいを増しているとおもいます。お勧め。
 

たまには

 こう更新してみることにしました。前のの焼き直し的な。

私が書くとあれですよ。うん。あまり甘くするつもりないのにみょーに甘くなったり、それ以前に登場人物SUKUNEEE!的だったりするのであれですが、たまにだしいいかっていうような。



 今回のはあれですねー。ロメリアさん書いてたつもりなのになんでかクレアさんみたいな。自分でも吃驚!(ヲイ





 なんかこーもっといぶし銀的な女性書いてみたいですけど中々難しい。

それ以前に俺ムゲフロにはまりすぎっちゅーねん。やっぱりモノリス大好きついていくよ!だからゼノEP3DSよろしくな!


パンクしたーーー

 大須行ってその足で鶴舞図書館でせっせこ本読んで帰宅しようとしたら自転車の後輪がパンクしておりました。一体何が原因だったのかはわからずですが、距離的には兎も角このむせ返るような暑さの中自転車をひきながら家路につくというのも中々精神的にくるものが。
 ま、帰宅しはじめたのが夕方頃だったんでまだマシではあったのですが……


 図書館で何を読んでたかといいますと、テニスンの詩集(もち日本語訳つき)と、中井英夫の「虚無への供物」の二冊を主に読んでおりました。
「虚無への供物」っつーのは日本のミステリ三大奇書と呼ばれる中の一つでして、残り二つは夢野久作の「ドグラ・マグラ」と、小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」なのですが、「ドグラ・マグラ」を手につけたものの他の二冊は手に取ったこともなかったのでこの際読んでおこうかなと。


 黒死館のほうは兎も角衒学的で有名なんでとりあえず後回しにして虚無を読んでみたのですが……あれですね。読み終わったときの後味の悪さって言うのがwww
 言われなくてもわかってるけど言われてしまうと……ってやつでしょうか。ぐっと残ってなんともいえない気持ちにさせられますw
 作品通してあざとさがあるんですが、成る程、そのようにして最後に帰ってくるんですね、っていうのがありありと判るので、そこまで登場人物達には不快にならずにすみましたが場合によったらそこで読むのやめちゃう人もいるかなぁと。
 一度通して読んでおくのは損がないと思います。

さぽている

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